シングルページとは?メリット・デメリット・費用を大阪の制作会社が解説

2026/06/23
シングルページとは?メリット・デメリット・費用を大阪の制作会社が解説

「名刺代わりのホームページをまず持ちたい」「新サービスを早急に告知したい」「予算を抑えてWEB上に存在感を出したい」——そういった場面で選ばれるのがシングルページです。

一方で「シングルページはSEOに弱い」「情報が少なくて信頼されないのでは?」という疑問の声もよく聞きます。目的に合わない使い方をすると、期待した成果が出ないことも事実です。

この記事では、大阪のWEB制作・マーケティング会社である株式会社アンが、シングルページのメリット・デメリット、費用相場、向いているケース・向いていないケースを実務経験をもとに解説します。

シングルページとは?

シングルページとは、1枚のHTMLページで完結するWEBサイトのことです。「ワンページサイト」「ペライチ」などと呼ばれることもあります。

複数ページのサイト(トップ・会社概要・サービス・お問い合わせなど)とは異なり、すべての情報を縦スクロールで見られるように1ページにまとめて設計します。スマートフォンでの閲覧が中心となった現代では、スクロール操作で完結するシングルページはユーザー体験との相性も非常に良いです。

ランディングページとの違い

シングルページと混同されやすいのがランディングページ(LP)です。どちらも「1ページ構成」という点では同じですが、目的が異なります。

● シングルページ:会社・ブランドの総合的な情報発信が目的。お問い合わせ・資料請求・会社概要の確認など、複数のアクションを想定して設計する
● ランディングページ:特定の商品・サービスのコンバージョン(購入・申込)に特化。1つの行動だけを促す設計で、他のページへのリンクは原則設けない

ただし実務上、「問い合わせや申込みを目的として設計したシングルページ」はランディングページと同等の役割を果たします。目的に応じてどちらの概念で設計するかを判断すれば問題ありません。

シングルページが向いているケース

シングルページは、以下のようなケースに特に向いています。自社の状況と照らし合わせてみてください。

● 起業・開業したばかりで、まずWEB上に存在感を出したい
● 新サービス・新商品を短期間で告知したい
● 予算を抑えて最小限のサイトを早急に持ちたい
● 掲載したい情報がシンプルで、ページ数を増やす必要がない
● 特定のターゲット向けに絞ったメッセージだけを届けたい
● メインサイトとは別に、キャンペーン・イベント用のページを作りたい

向いていないケースも確認しよう

シングルページはすべての目的に対応できるわけではありません。以下のケースには不向きです。

● 複数のサービス・商品を個別に詳しく紹介したい
● ブログやコラム記事の継続発信でSEO集客を狙いたい
● 社員採用・実績紹介・よくある質問など、多くの情報を掲載したい
● 既存顧客へのリピートアプローチや継続的な情報発信を重視している

こうした目的がある場合は、複数ページのサイト(フルサイト)やオウンドメディアの構築が適しています。

シングルページをオススメする3つのメリット

シングルページのメリットを3つの観点から解説します。

①テーマとターゲットを絞った発信ができるから

シングルページ最大の強みは、伝えるべきことを1点に絞れる点です。

複数ページのサイトでは「どのページを見ればいいのか?」と迷うユーザーが生まれやすい一方、シングルページは上から下へスクロールするだけで情報が伝わります。余分なリンクや導線がないため、ユーザーが迷子になりません。

ターゲットを明確に設定し、そのターゲットに届けたいメッセージをストレートに伝えられるため、反響を得やすくなります。「誰に・何を伝えるか」が明確な場合ほど、シングルページの効果が発揮されます。

②ランディングページとしても活用できるから

「LPを作りたいが、予算と時間が限られている」という場合、シングルページが実質的なLPとして機能します。

問い合わせ・申込み・来店予約などのコンバージョンを目的として設計したシングルページは、LPと同様の効果を発揮できます。1ページのなかで「課題提示 → 解決策の提示 → サービスの詳細 → 実績・信頼 → お問い合わせ」というストーリーを作ることで、訪問者を自然にアクションへ誘導することが可能です。

また、広告(リスティング広告・SNS広告)のリンク先として活用することで、低コストながら本格的な集客施策を展開することもできます。

③低コスト&短納期で始められるから

制作コストと制作期間も大きなメリットです。

制作会社に依頼した場合の費用相場はシングルページで10万円〜30万円程度が目安です。複数ページのホームページが30万円〜100万円以上かかるのと比較すると、大幅なコスト削減が可能です。制作期間も2週間〜1ヶ月程度が一般的で、スピードを重視するプロジェクトにも対応できます。

「まずは低コストでWEB上に存在感を出しておき、成果が出たら本格的なサイトへ移行する」という段階的なアプローチも有効な戦略です。

知っておくべき3つのデメリット

メリットだけでなく、デメリットも正直にお伝えします。目的に合わない使い方をすると期待した成果が得られないため、事前に把握しておくことが重要です。

①SEO対策に限界がある

最も大きなデメリットがSEO(検索エンジン最適化)への影響です。

複数ページのサイトでは、ページごとに異なるキーワードで最適化できるため、複数の検索クエリから集客が期待できます。しかしシングルページは1ページに対して狙えるキーワードが限られるため、検索からの自然流入を大量に獲得することが難しくなります。

「検索経由で毎月多くの新規ユーザーを集客したい」という目的であれば、複数ページのサイトやオウンドメディアの構築が適しています。シングルページは広告やSNSからの流入と組み合わせた運用が効果的です。

②掲載できる情報量に限りがある

1ページという制約上、掲載できる情報量には上限があります。サービスの種類が多い、実績を数多く紹介したい、複数のターゲットに向けて異なるメッセージを届けたいというニーズには応えにくくなります。

情報が増えると「ページが縦に長くなりすぎて読まれない」という問題も生じます。掲載したい情報の量と優先順位を事前に整理し、本当に必要な情報だけを厳選することがシングルページ成功の鍵です。

③リピーター獲得・育成には向いていない

一度訪問すれば内容を把握できるシングルページは、新規ユーザーへの情報伝達には優れていますが、既存顧客へのリピートアプローチには向きません。ブログや最新情報の更新による継続的なコンテンツ発信も困難です。

継続的な接点づくりを視野に入れるのであれば、シングルページだけで完結させようとせず、InstagramなどのSNSや、メールマガジン、オウンドメディアなどと組み合わせた運用設計が有効です。

費用相場と制作期間の目安

あらためてシングルページの費用相場と制作期間を整理します。

制作会社に依頼する場合
● 費用:10万円〜30万円程度(デザインの複雑さや機能によって変動)
● 制作期間:2週間〜1ヶ月程度
● 運用費(サーバー・ドメイン・保守):月額数千円〜数万円

ノーコードツール(ペライチ・Studio・Wixなど)で自作する場合
● 費用:月額数百円〜数千円(プランによって異なる)
● 制作期間:数日〜2週間程度(ツールへの習熟度によって変動)
● デザインの自由度と機能は制作会社依頼より限定的

「まずはノーコードツールで始めて、事業が軌道に乗ったら制作会社に依頼してフルサイトを構築する」という段階的なアプローチも選択肢のひとつです。

シングルページ制作をご検討ください

株式会社アンでは、シングルページ制作の実績も豊富にございます。「何を目的に、誰に向けて発信するか」という戦略設計から、デザイン・制作・公開後の改善まで、一貫してサポートしています。

「予算を抑えてまず始めたい」「短納期でページを公開したい」「シングルページで問い合わせを増やしたい」という方は、ぜひオンライン無料相談(30分)をご活用ください。大阪のWEB制作のプロが、貴社の状況に合った最適な方法をご提案します。

オンライン無料相談はこちら

オンライン相談

WEB・SNS・動画などの改善や制作をご検討中の方を対象に、zoomで無料のオンライン個別相談を実施していますので、ご利用ください。

無料オンライン相談

WEB制作をご検討中の方はご利用ください。
zoomで30分を予定しています。

お申込み

私たちは大阪のWEB制作・マーケティング会社です

株式会社アンは大阪のWEB制作・マーケティング会社で、WEB・SNS・動画・広告などのメディアの改善、制作、運用のサービスをご提供しております。
お客様固有のWEB戦略を大切にし、課題解決、目標達成のために外部パートナーとして伴走するスタイルを大切にしています。

株式会社アン

この記事について

著者名:三崎 望(株式会社アン/代表)
三崎 望
WEBサイト・動画の基本設計、マーケティング戦略構築に従事。15年以上の実務経験。最近の関心はAIとの共創、Google検索アルゴリズムの進化。
●得意分野:ターゲット分析/ワイヤーフレーム設計/効果測定と改善案策定
●主な実績:製造業・クリエイティブ業のBtoBサイトの新規制作と改善、ECサイトの設計・新規制作・運用コンサルティング
●関連リンク:株式会社アン 会社概要

監修:上野真奈美(株式会社アン/シニアディレクタ)-本記事の方針・構成・最終責任
執筆:うるふ-原稿作成・図版作成・投稿
校閲:アンメディア編集部-事実確認・用語統一・可読性チェック

参考資料
Google検索セントラル
Googleアナリティクス(GA4)ヘルプ
Google Search Console ヘルプ

編集方針・免責
本記事は、株式会社アンの実務経験にもとづき、一次情報およびGoogle公式ドキュメントなどを参照して作成しております。内容の正確性には配慮していますが、時間経過とともに古い情報になってしまうことが予測されます。最新の情報を知りたい場合は各公式資料をご確認ください。

記載の効果は標準的な予測であり、貴社サイトの状況・業種・ターゲット特性により異なります。誤りや更新が必要な点にお気づきの場合は、お問い合わせよりお知らせください。

ライター

うるふ

うるふ

株式会社アン代表。WEBマーケティング業務を担当しています。15年以上のWEB制作経験で培った技術をベースに、WEBやSNSで業績を伸ばしたいという企業様に伴走しながら、戦略、企画、設計、効果検証などを行っています。

CONTACT
お問い合わせ

page top
スポットパートナー